好きなもの:川
川が好きだ。
そして川に架かる橋の上から写真を撮るのが好きだ。
川を橋の上から撮ると大体、川があり、その両脇に木々があり、その上に空がある。
厳密に言うとその水・緑・空が揃った写真がすきだ。
それは昼間だけに限らず、沿道の光が水面に落ちてキラキラ輝いている様子もまた良い。
いつからだろう、気づいた時にはよくこの写真を撮っていた。
今のスマホで遡ってみると、
2012年4月4日にはすでに吉祥寺の井の頭公園で撮影された、
今と全然構図が変わらない、池と木々と空の写真が確認できた。
なぜだろう。
小さい頃から綺麗な景色を両親が見せてくれていたからだろうか、、
確かに実家は小さい川が流れていて、海も近くにあった。
父親の実家も海が近い街で、父の部屋からは海を望むこともできる。
旅行に行くと言えば、沖縄かハワイだった印象だ。
水辺が好きと言うのは、小さい頃からの植え付けなのだろうか。
だだ緑は?空はどっからやってきた?
うーん、なぜだ。
というより、自分の周りの人が綺麗な空や川を見たりした時に写真をとらないのはなぜ。
みんな綺麗な景色好きじゃないの????
結構この疑問はいつもある。海、見たいじゃん。
わたしはすぐに海を見たがると友人によく言われる。
みんな見たくないんか??海。(※しつこい)
論点がずれてしまった。
川・緑・空
それぞれどんな要素があるのか考えた。
全て自然のものだ。
水・緑・空は人工のものではない。
しかし、ここでの緑は案外人工的なものだったりする。
人間が川の周りに遊歩道をつくり、木々を植えてるからだ。
きっと私はすきなのはここだなと思う。
自然と人が力を合わせて景色を構成してる。
自然と人の融合を感じることができ、
自然の中の一員になれた気がするからすきなのだ。
そして、ここに橋を渡したらきっとこんな景色が観れるだろうと考えた
設計者の方の芸術作品を、お気に入りの作品として写真に残す。
時には共作になったりする。
この作業が好きなんだろうと思う。
すっきりした。
私は、自然と人の融合した場所・ものが好きで、
自分もそこに参加することが好きなのだ。
へーと思う。
これがわかったからと言って、なにかに役立つとは思えないが、
こうすることによって自分がどんな場所が好きか理解でき、
橋と川がある場所以外にもそんな場所があればチャレンジしようと思えるではないか。
コロナ禍であまり遠出はできないが、
また新しい好きな景色に出会えるきっかけになるといいな。
好きなものは本能的に好き!と思って生きてきた私ですが、
意外と理由があるんだなぁと思った土曜の夜でした。